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「 レッドクリフ Part 1」
夏に北京で見た「赤壁」が、日本でこんなにヒットするとは思いませんでした。宣伝もよかったのでしょうか。何にせよ、中国映画が日本でメジャーになるのはうれしいです。中国映画と言っても、ジョン・ウー(呉宇森)監督も主演のトニー・レオン(梁朝偉)も香港の人だし、金城武は日本人でリン・チーリン(林志玲)は台湾人と、近頃とみに中華圏の映画は人もお金も混ざり合ってきた感はあります。

見たのは字幕版ですが、冒頭に、三国時代の情勢について詳しい解説が日本語のナレーションで入ったから。驚きました。とても分かりやすくて、もともとの三国志ファン以外の人も対象にしているところがいいと思いました。人物が登場すると、「趙雲(劉備軍の将軍」などと字幕が入るところも分かりやすい。しかも、初登場のときだけでなく、2度目3度目も出てきます。たいへん親切です。

2度目に見て改めて感じたのは、戦闘シーンがとても多いのですが、その描き方がかなり細かく、おそらく監督のビジョン通りに映像化されているのではないか、ということです。特に陣形については興味深かったです。いかにも軍師の腕の見せ所という感じで。実際そんな思い通りに行くのかどうか分かりませんが、その描写のこだわりは、とても面白かったです。

周瑜が劉備を訪ねたとき、草鞋を編んでいたのを取り上げて

「編得很堅固」

というセリフがあります。訳は、「丈夫だ」でした。

日本語だと、草鞋が頑丈なのを「堅固」とは絶対言わないでしょう。こういう、意味が似てはいるんだけれども微妙に違う、というのに出会うと、他にも日本語の感覚で理解しているけれど実はずれているものっていっぱいあるんだろうな、と思います。すごく違うもののほうが、逆に分かりやすくて、そういうのはいいのですが。


日本ではPart2の公開は2009年4月とのこと。そんなに待たずに見られるんですね。いよいよタイトルの「赤壁」の戦いが描かれるのが楽しみです。
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【2008/11/23 20:36】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「呉清源」
田壮壮監督の「呉清源」を見てきました。「中国映画の全貌2008」という企画の中のひとつです。

昨年、前売券を買っておきながら見ないまま終わってしまって残念に思っていたので、見ることができてとてもうれしいです。

チャン・チェン(張震)は、静かで学究的な佇まいがとても呉清源役に合っていると思いました。

呉清源といえば、長く棋界に君臨した最強の棋士というイメージがあり、碁づくしの映画なのだろうと思っていたら、意外と対局のシーンが少なく、しだいに関係の悪くなる日中関係の狭間で苦悩したり、結核で療養を余儀なくされたり。新興宗教にのめりこむあまり囲碁を捨てようとしたり、結局はその教団から離れたり。交通事故にあって思うように碁が打てなくなったり。静かなようで波乱万丈な人生でした。

川端康成役の野村宏伸と語らっている場面がとてもよかったです。実は、見ているときは川端康成だと分かっていませんでした。碁の好きな新聞記者の人だと思っていました(それ自体は間違いではありませんが…)。『名人』を書いた川端康成じゃありませんか。そんなことに気づけなかった自分にがっくり。

舞台はほとんど日本なので、中国語はそれほど出てきませんが、呉清源と母親や妹との会話は中国語でした。

母親が、清源に向かってこう言います。後に清源と結婚することになる女性のことです。

Ni3覚得ta1挺好的。

訳は、「彼女のことが好きなのね」でした。

なるほど、とてもいいと思っている=好き ですね。

呉清源 極みの棋譜 [DVD]

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【2008/11/13 23:32】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カンフーダンク」
原題は「功夫灌籃」。ジェイ・チョウ(周杰倫)が主演なので見に行きました。

カンフーのタイトルは伊達じゃなくて、それはもうよく飛んでました。「少林サッカー」のように。バスケの映画にここまでワイヤーを使うとは、中華圏の映画以外ありえないですね。ですが、ストーリーはあそこまではっちゃけてません。

ジェイ演じる世杰のマネージャーをやっているエリック・ツァン(曾志偉)が、いい味出してました。香港のマスコミに電話しているらしきシーンは広東語でしたが、そのとき世杰のことは、杰仔と呼んでました。作中、ふだんは阿杰と呼んでたと思います。

試合の雰囲気がNBAっぽい感じという以外は『スラムダンク』を思わせるものはすでにあまりない気がしました。人物設定も片鱗が残ってるくらいです。チェン・ボーリン(陳柏霖)がゴリってことはないと思うのですが…。


試合中の「継続努力、継続努力ロ阿!」というセリフの字幕が「その調子で行け」。「好好打球ロ巴!」が「がんばって」となっていたのは、最初はすごい意訳だなあと思ったのですが、考えてみたら直訳というか原文に忠実な訳はちょっと成り立たない言い回しですね。参考にしたいと思います。

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【2008/08/29 00:54】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
中国インディペンデント映画祭「高三」
東中野ポレポレで行われている中国インディペンデント映画祭の「高三」を見てきました。
中国の高校3年生の受験生活を描いた、周浩監督のドキュメンタリー映画です。

中国の高校生がどんな生活(おもに受験勉強ですが)をしているのか興味があったので、実に面白く興味深く鑑賞できました。

教室の時計が6時半過ぎを指しているのが映ったシーンがあり、こんな遅い時間まで授業があるのかな、と思ったのですが、日直らしき生徒が黒板の端に書かれている日付を書き直していたので、これは朝なんだなと思い直しました。寮に入っている生徒も多いようで、しかも大人数の部屋で個人が勉強できる机などありませんから、そのせいなのでしょうか。

生徒が思い思いに自分のテキストを音読している場面が何度かあり、中国では暗記重視と聞いたことがありましたが、こうやって音読して頭に入れているんだなあ、そして、念書(本を音読する)=勉強する というのは文字通りのことなんだと納得しました。

この高校は、武平という名前が出て来ていましたが、後で調べると福建省にある市のようです。ここは田舎で、鉄道もなければ高速道路もない、いい生活をするには、大学に受かってここから出て行くしかない、と高校の先生が言っていましたが、村で初めて大学に行く(行こうとしている)という生徒もいて、親は(おそらく親戚も)その子に大きな期待をかけています。子供の方もそのことは分かっていて、誇らしく思っていたり、プレッシャーを感じていたり。

成績が悪く、授業をさぼったりもする生徒二人の親が呼び出しを受けていましたが、親と先生の前ではほとんど無言だった一人の生徒が、そのあとカメラの前では非常に饒舌だったのがおかしかったです。先生にはネットカフェにばかり行っているネット中毒と思われているけれど、実はオンラインゲームその他でけっこうな稼ぎを得ていることを興奮気味に話しているのを見て、大学生活にあこがれていると言ってるけど、商売の方が向いてるんじゃないのかなーと思ったりしました。

担任の先生が、ナーバスに悩んでいる生徒に、ばんばん喝を入れるかのように励ましの言葉をかけているところが、もし今の日本なら、生徒に気を使ってしまって、こんなストレートに頑張れ!という気合満点で押していくことはなかなかできないだろうなと思いました。すべての生徒にこの方法がいいとは限りませんが、まるでアジテーションしているかのようなこの先生のスタイルは、テンションあがってけっこういいのでは、と感じました。

ほかに面白かったこと、気づいたこと、疑問として

・教室の机の上に、テキストが山積みになっている。少しだけ空いた手前のスペースとか、テキストの山の上でノートを取っている
・保護者会に多くの父母が出席している。たぶん平日の昼間だと思うが、時間のやりくりの付く職業なのだろうか(農業とか?)
・共産党の入党の審査の様子。党は優秀な高校生を確保したい模様。入党したら具体的にどんな活動をするのだろう。
・大学受験に落ちた生徒は浪人する人もいるようだが、最終的な合格率はどの程度なのだろう。

などがあります。

中国では日常生活をテーマとしたドキュメンタリーは非常に少ないそうですが、ドラマ以外にも、こういったドキュメンタリー作品がもっと多く制作され、日本でも公開されることを希望します。

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【2008/08/28 23:50】 | 映画 | トラックバック(1) | コメント(3) |
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